RELEASE

D.A.N. single『Bend / Elephant』

  • tracklist
    1. Bend
    2. Elephant
    3. Elephant -Instrumental-

発売日:2019年6月20日(thu) 価格:¥1,000(税込価格) 品番:SSWB-010
発売元:SSWB / Bayon Production

D.A.N.待望の新曲は、未発表の最新2曲とインストver.を含む全3曲収録のニューシングル!
リリースは、ライブ会場限定で、6月20日のTOUR”BEND”から販売スタート。
初回プレス限定になります。
————-
シングル「Chance」からはじまったD.A.N.の2018年は、オリジナル・メンバー3人のみでははじめてとなるツアーを慣行、さらには2ndアルバム『Sonatine』をリリース、さらには日本国内はもちろんのこと、アジア・ツアーなど海外でのライヴ、フェスに出演し、バンド活動の第2章を象徴するような、その活動の場を広げた年となった。そして約1年ぶりの届けられた新曲たち。幽玄なピアノのフレーズがゆったりとループするダウンテンポではじまる「Bend」は、微細な電子音のサイケデリアをまといながら、楽曲の後半に進むほどに、激しさを増すドラムとともにエモーショナルに美しく高揚していく。5分の時間軸はその壮大な流れとヴィジョンで限りなく広がっていく。勢いだけでは表現できない、現在のD.A.N.の成熟した音楽性を示すサウンドと言えるだろう。
トロピカルなハウス・グルーヴを身につけた「Elephant」は、「Tempest」や「Sundance」といった楽曲で彼らが行ってきたダンス・ミュージックの援用の延長線上にある。野太くシンプルな、ドラム&ベースが刻むグルーヴ。さらに磨きをかけた音質というファクターも、そこには大きな要因としてこの楽曲をより魅力的なものとしている。さまざまな声や電子音がリズムの上で、カット&ペーストされ広がっていく、より研ぎ澄まされたプロダクションがあっての音像といえるだろう。
この楽曲をインストでもリリースするというのは、そこに彼らの音に対するスタンスも見ることもできる。
D.A.N.の第3章はここからはじまる。

Text by 河村祐介

―――――――――――――――――――――――――
《Profile》
2014年、櫻木大悟(Gt,Vo,Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人で活動開始。様々なアーティストの音楽に対する姿勢や洗練されたサウンドを吸収しようと邁進し、いつの時代でも聴ける、ジャパニーズ・ミニマル・メロウをクラブサウンドで追求したニュージェネレーション。2015年7月にデビューe.p『EP』をリリース。2016年4月に待望の1sアルバム『D.A.N.』をリリースし、CDショップ大賞2017の入賞作品に選出。7月には2年連続でFUJI ROCK FESTIVAL’16に出演。また同年のFUJI ROCKオフィシャルアフタームービーのBGMで「Zidane」が起用される。2017年2月にJames Blakeの来日公演でO.Aとして出演。4月にはミニアルバム『TEMPEST』をリリース。11月に初の海外公演をLONDONで行い、滞在中にはFloating Pointsのスタジオで制作活動を行う。現地のジャイルス・ピーターソンのラジオ番組〈Worldwide FM〉に出演しスタジオライブを敢行。2018年2月、UKのThe xx来日東京公演のO.Aを務める。5月にUK TOURを敢行し”THE GREAT ESCAPE’18″に出演。7月には2ndアルバム『Sonatine』をリリースし、FUJI ROCK FES’18へ出演。9月から12月にかけて、リリースツアーとして、アジア(中国4都市、台湾、バンコク、香港)と、国内9都市の全17公演を開催。不定期で行う自主企画〈Timeless〉ではこれまで、LAからMndsgn、UKからJamie Isaacなど海外アーティストを招聘して開催している。